川越ジャズピアノ教室

最初に無料体験レッスンをしてからレッスン開始しています。

埼玉県川越市菅原町7-25 伊勢原五番館406号 吉澤 泰男

2013年

ブギウギピアノのエンディング

このテキストの40番くらいまではリフを移調するだけで作られている曲がほとんどですが、50番以降からは最後の2小節にエンディングが追加されて作られている曲も出てきます。

56番最後の2小節

56エンディング

61番最後の2小節

61エンディング

62番最後の2小節

62エンディング

64番最後の2小節

64エンディング

これらのエンディングを自分が弾くキーに移調して

練習して下さい。多少 ritしても良いと思います。

次回はブギウギを自分で組み立てて弾く練習に入ります。

 

 

 

 

ブギウギピアノのイントロ

ブギウギハノンの最初のページにイントロとエンディングの説明が載っています。

イントロの例 (最初の4小節 C7 C7 C7 C7の部分)
イントロ」前半

イントロ後半

ブギウギの場合ですがイントロもブルース(12小節)のコード進行内で作ります。

C7 C7 C7 C7

最初の4小節はC7(ド)が4回のところにあたりますから、この後はF7(ファ)からとなります。右手はコードでリズムをつけて弾き、左手はベースパターンを使って残り8小節を弾きます。

F7 F7 C7 C7 G7 G7 C7 C7

この順番で弾けばイントロは出来上がります。

 

ベースパターンとリフに分けてみる

この練習はテキストを72番まで終了した生徒さんに対して取り入れています。72番までのリフやベースパターンを使って組み合わせを変える練習です。これによってさまざまなリフやベースパターンを覚え、ブルースにおいて引き出すことが可能になります。

ブギウギハノンのテキストの中からよく使われるベースパターンを取り出してみます。(すべてヘ音記号)

5番のベースパターン

5番ベース

21番のベースパターン

21番ベース

31番のベースパターン

31番ベース

46番のベースパターン

 

46番ベース

41番ベースパターン

41番真ベース

これらのベースパターンは本の後半で、更に別のキーにして新たなリフを使って取り入れています。左手は完全にベースの役割に徹している弾き方ですので、左手だけで練習し手元を見ないようにして感覚的にⅠ、Ⅳ,Ⅴと移動出来るように練習してください。

次はリフだけを取り出してみます。(すべてト音記号)

8番リフ

8番リフ

10番リフ

リフ10番

17番リフ

リフ17番

66番リフ

66番リフ

67番リフ

リフ67番

これらのリフとベースパターンをいろんな組み合わせで弾いてみて下さい。練習の仕方はまずリフもベースパターンもⅠ,Ⅳ,Ⅴに移動して弾けるようになったらさまざまな組み合わせで弾く練習をしてください。

 

ブギウギは楽譜を見ながら弾かない

まず最初にブギウギハノンの右手、左手がどんなことを弾いているかを考えます。

① 右手でリフ(簡単なフレーズの繰り返し)を弾き、左手でベースパターンを弾く。

 ブギウギ3

 

② 右手でコードを弾き、左手でベースパターンを弾く。

ブギウギ1

 

③ 右手でリフを弾き、左手でコードを弾く。

ブギウギ2

 

この3通りの弾き方が出てきます。この中で2番は伴奏の役割となり、2人で演奏する場合には、その上にリフを加えて弾くことも出来ます。

練習をする時、クラシックのように右横に進んでいく楽譜を先読みしながら見て弾くのではなく、最初ド(C)から4回繰り返し、ファ(F)の音から2回弾き、ド(C)から2回、ソ(G)から2回、ド(C)から2回で終了ととらえて弾くようにします。ようするにCのブルースだということです。なので最初の1小節目でリフ、ベースパターンを練習したら次にファ(F)とソ(G)にずらして弾く練習をし、あとは回数を数えるだけです。これらの理由からだんだん楽譜を見る必要がなくなります。いずれ暗譜して繰り返しの回数を数えて弾くことを心掛けます。

ブギウギハノンについて

川越ジャズピアノ教室で使用しているテキストの中に「ブギウギハノン」があります。ジャズピアノの練習において左指をしっかり動かして曲を仕上げることが出来るテキストなので取り入れています。左手でコードを弾く練習だけでは5本指を一本づつ動かす機会がありません。ブギウギピアノの場合、左手はベースパターンを弾くため左指を一本づつ動かしてコード感やリズムを出します。

右手はリフという簡単な繰り返しで作られたフレーズを3つのキーに移調して弾きます。

それらは決められた音を弾くため、アドリブのように自由に動き回れませんが何度弾いても飽きないフレーズであると言えます。クラシックのテキストにツェルニーというのがありますがそれとよく似た効果があると思います。

次回はブギウギハノンを練習する時の楽譜の捉え方について説明します。

 

ハノンにジャズのリズムを加える。

ハノンを3連符のリズムにして弾きます。

ジャズの跳ねた感じは楽譜にすると3連符になります。

・8分音符2つ書いて実際は3連符2つと1つのリズムになります。

弾く時にアーティキュレーション(音の長さや強さ)に注意して下さい。

・ >はアクセント(その音を強く)

・(>)はなるべくアクセントをつけて

・ ーはテヌート(その音を長めに保つ)

電子メトロノームを♩=96にして一拍を3分割に鳴らしながら練習して下さい。

特に3連符の3つ目の音を正確に合わせます。

ハノン2番をFドリアンスケールでジャズのリズムにして練習。

ハノンジャズリズム2

このようなリズムパターンは他にも考えられます。

このアイデアは「ブラスバンドのためのジャズアンサンブル」というレッスンで扱っているテキストを参考にしました。

Fドリアンだけでなく前回説明したジャズのコードスケールすべてに置き換えて練習して下さい。

※ファの音をスタートにしてbの数を増やしていくジャズのコードスケールの事です。

一拍を3分割に鳴らし正確に弾けるようになったら、メトロノームを♩=48にして3分割でなく一拍に戻し、2と4拍目に鳴るようにして練習して下さい。更に足で一拍目を踏みながらテンポキープ出来るとノリが出てきます。

このような練習をピアノを弾く前のウォーミングアップとしてレッスンで取り入れてます。

 

 

ハノンをジャズの発想で練習する。

前回の練習はクラシック、ジャズ共通の練習方法でした。
今回はジャズの発想を付け足していきます。
①移調の練習方法
クラシックではbが一つシの音につくとファの音からシをbにして音階練習をします。2つの場合はシとミにつけ、シから練習します。

 

ハノン2番をヘ長調に移調して練習
譜例F

 

ハノン2番を変ロ長調に移調して練習

譜例Bb

大変ですがこれを12個の調に移調して練習して下さい。

この練習が出来たら次はジャズのコードスケールに応用します。

ジャズはファの音を選んだら、最初はbをシに付けて練習、次はbをラ、シとミに付けて練習などスタートの音を決めbの数を変えていきます。
Fドリアン(ラ、シ、ミ)

Fドリアン

ハノンをファの音からスタートしbを
①シ
②ラシミ
③ソラシレミ
④シにbをつけない
⑤シミ
⑥ラシレミ
⑦ソラシド(♮シと同じ)レミ
これらの音階を使って上下行練習して下さい。

これもいろんな音から同じようなことが出来ると良いですが、かなり時間を使いますので、まずはファからスタートして練習してください。

次回はこれにジャズのリズムを加えた練習に進みます。

この練習までたどり着くにも膨大な練習量、ピアノ経験が必要と思います。ある程度練習時間がとれる方でピアノ経験のある方向けの練習メニューです。

 

曲を弾く前のウォーミングアップ

スポーツと同様にピアノを弾くにもウォーミングアップが必要です。
そのためにハノンを使っています。(レッスンではコピーして渡しています。)

※クラシックでよく使われる本です。

レッスンでは1番から19番までを使っています。

表紙ハノン
1時間の練習に対し15分くらいで良いと思います。
<注意点>
・メトロノームを使い、ゆっくりとしたテンポ♩=50〜60くらいにして、一定のテンポで走らないように気を付けて上下行して下さい。
・弾いているときに手の甲が上下にガクガクするとミス音が発生しやすくなるので注意して下さい。 (手の甲に10円玉を置いて落ちないように弾いてみて下さい。)

手に10円
・一つの音を弾いた時、残りの4本指が弾く音の鍵盤真上にいるようにします。
・少しずつ手元を見ないで弾くように心掛けて下さい。

<次のステップ>

・スタッカート、スラー、アクセントなどのバリエーションをつけます。

※ハノン1番の場合

ハノンバリエーション1

・キーを変える。(bや#を徐々に増やしていきます。)

ジャズの曲はbや#がよく使われるので白鍵だけの練習ではもの足りないです。

・走らないよう気を付けて少しずつテンポを上げていく。

ハノンの練習目的はピアノを弾かないとあまり動かさない薬指、小指などを鍛えたり、鍵盤の感覚を身に着けることです。またその日の指コンディションを確認するために使っても良いです。キース・エマーソンというキーボード奏者はハノンをライブ前のウォーミングアップとして利用していたそうです。

次回はジャズの考えを取り入れた練習を紹介します。