川越ジャズピアノ教室

最初に無料体験レッスンをしてからレッスン開始しています。

埼玉県川越市菅原町7-25 伊勢原五番館406号 吉澤 泰男

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コードを理解するためには度数を知ることが必要

ジャズにおいて、コードの度数を考えることは楽譜の音の高さを読み取ること同じくらい大切なことです。
コードネームCの3度は何の音か。
3度は2種類あり、長3度と短3度があります。それぞれが明るいメジャーコードと暗いマイナーコードになります。
これをF.Bb.Eb.Ab.Db.Gb.B.E.A.D.G
の順番で考え、ルートと3度の音をピアノで鳴らしてください。
次は7度です。
b7とM7があり、この音はルートの全音下と半音下の音と考えたら見つけやすいです。ルートがドならシbとシになります。これもF.Bb.Eb.Ab.Db.Gb.B.E.A.D.G
の順番で考え、ルートと7度の音を鳴らしてください。
それが出来たら、
Cのルート、3度、7度を考えます。
① Cのルート、長3度、M7の音を見つけてピアノで鳴らしてください。
②Cのルート、長3度、b7
③Cのルート、短3度、b7
次はコードネームを見て考え音を鳴らします。
①CM7のルート、3度、7度を考え音を鳴らします。
②C7のルート、3度、7度
③Cm7のルート、3度、7度
これをまたF.Bb.Eb.Ab.Db.Gb.B.E.A.D.Gのそれぞれのコードで考えます。
コードのルート、3度、7度を考えることでそのコードネームと結びつきます。
いろんな曲に書かれているコードネームを見て同じように考えてピアノで音を鳴らして響きも覚えて下さい。

ツーファイブワンのコード練習

ジャズピアノのコードの弾き方はルート音を弾くか弾かないかに分けられます。
ベーシストがいる場合は左手でルート音を伸ばすと音域がベース音と重なり音がぶつかる場合があるのであまり弾きません。
ベーシストがいないピアノと歌やサックスで演奏する時は、左手でしっかりとルート音を弾かないと違うコードの響きになってしまいますから弾くことが多いです。
どんな編成で演奏するかによって次の2タイプに分けられます。
① 左手でルート音、右手で和音を弾く。
② 左手でルート音は弾かず両手で和音を弾く。
まず最初はルートをしっかりと弾き、そのコードがどんな響きなのか聴き取って下さい。
① ツーファイブワンを左手でルート音、右手で和音にして弾く場合の押さえ方。
Aパターン

IMG_1990

Bパターン
IMG_1989

 

教室ではこの2パターンを12キーに置き換えた楽譜を渡して、とりあえず一通り弾く練習をしています。
印字された音と鉛筆で書き加えた音がありますが、印字された3つの音はこのコードの骨組みであり、鉛筆の音が加わることでジャズの響きに変わります。最初に印字された3つの音だけを鳴らしてみるとクリアな響きがします。その後、2つの音を加えて鳴らしてみると複雑な響きに変わります。
またスタンダードジャズの曲を聞いて「これはツーファイブワンのコード進行じゃないか」と想像し、実際に楽譜で確認してみるのもよいでしょう。次回は響きでとらえたツーファイブワンを度数で考えていきます。

ブギウギピアノを組み立てる

最後は自分でブギウギピアノを組み合わせる練習です。

これはブギウギハノンをエクササイズパートⅡまで到達した生徒さんに対して行うレッスンです。ここまで来たら今まで弾いてきたリフ、ベースパターン、エンディング、イントロを一つずつ選び、組み合わせていきます。

リフは8番から

8番リフ

 

ベースパターンは21番から

21番ベース

 

エンディングは56番から(右手のみ)

56エンディング

リフ8番とベースパターン21番を合わせて4回弾きます。

(C7/C7/C7/C7)を作る。

これを4度上に移調して2回弾きます。

(F7/F7)を作る。

最初のコードC7に戻り2回弾きます。

(C7/C7)を作る。

今度は5度上に移調して2回弾きます。

(G7/G7)を作る。

最初のコードC7に戻りエンディング56番の2小節を弾きます。(C7/C7)を作る。

この時ベースパターンはそのままで全体を少しrit(だんだんゆっくり弾く)します。

これでC7のブルース12小節分が出来上がります。

イントロは前回説明した12小節をこのベースパターンにして弾きこれでイントロ付のブギウギピアノが完成です。

ブギウギピアノのエンディング

このテキストの40番くらいまではリフを移調するだけで作られている曲がほとんどですが、50番以降からは最後の2小節にエンディングが追加されて作られている曲も出てきます。

56番最後の2小節

56エンディング

61番最後の2小節

61エンディング

62番最後の2小節

62エンディング

64番最後の2小節

64エンディング

これらのエンディングを自分が弾くキーに移調して

練習して下さい。多少 ritしても良いと思います。

次回はブギウギを自分で組み立てて弾く練習に入ります。

 

 

 

 

ブギウギピアノのイントロ

ブギウギハノンの最初のページにイントロとエンディングの説明が載っています。

イントロの例 (最初の4小節 C7 C7 C7 C7の部分)
イントロ」前半

イントロ後半

ブギウギの場合ですがイントロもブルース(12小節)のコード進行内で作ります。

C7 C7 C7 C7

最初の4小節はC7(ド)が4回のところにあたりますから、この後はF7(ファ)からとなります。右手はコードでリズムをつけて弾き、左手はベースパターンを使って残り8小節を弾きます。

F7 F7 C7 C7 G7 G7 C7 C7

この順番で弾けばイントロは出来上がります。

 

ベースパターンとリフに分けてみる

この練習はテキストを72番まで終了した生徒さんに対して取り入れています。72番までのリフやベースパターンを使って組み合わせを変える練習です。これによってさまざまなリフやベースパターンを覚え、ブルースにおいて引き出すことが可能になります。

ブギウギハノンのテキストの中からよく使われるベースパターンを取り出してみます。(すべてヘ音記号)

5番のベースパターン

5番ベース

21番のベースパターン

21番ベース

31番のベースパターン

31番ベース

46番のベースパターン

 

46番ベース

41番ベースパターン

41番真ベース

これらのベースパターンは本の後半で、更に別のキーにして新たなリフを使って取り入れています。左手は完全にベースの役割に徹している弾き方ですので、左手だけで練習し手元を見ないようにして感覚的にⅠ、Ⅳ,Ⅴと移動出来るように練習してください。

次はリフだけを取り出してみます。(すべてト音記号)

8番リフ

8番リフ

10番リフ

リフ10番

17番リフ

リフ17番

66番リフ

66番リフ

67番リフ

リフ67番

これらのリフとベースパターンをいろんな組み合わせで弾いてみて下さい。練習の仕方はまずリフもベースパターンもⅠ,Ⅳ,Ⅴに移動して弾けるようになったらさまざまな組み合わせで弾く練習をしてください。

 

ブギウギは楽譜を見ながら弾かない

まず最初にブギウギハノンの右手、左手がどんなことを弾いているかを考えます。

① 右手でリフ(簡単なフレーズの繰り返し)を弾き、左手でベースパターンを弾く。

 ブギウギ3

 

② 右手でコードを弾き、左手でベースパターンを弾く。

ブギウギ1

 

③ 右手でリフを弾き、左手でコードを弾く。

ブギウギ2

 

この3通りの弾き方が出てきます。この中で2番は伴奏の役割となり、2人で演奏する場合には、その上にリフを加えて弾くことも出来ます。

練習をする時、クラシックのように右横に進んでいく楽譜を先読みしながら見て弾くのではなく、最初ド(C)から4回繰り返し、ファ(F)の音から2回弾き、ド(C)から2回、ソ(G)から2回、ド(C)から2回で終了ととらえて弾くようにします。ようするにCのブルースだということです。なので最初の1小節目でリフ、ベースパターンを練習したら次にファ(F)とソ(G)にずらして弾く練習をし、あとは回数を数えるだけです。これらの理由からだんだん楽譜を見る必要がなくなります。いずれ暗譜して繰り返しの回数を数えて弾くことを心掛けます。

ブギウギハノンについて

川越ジャズピアノ教室で使用しているテキストの中に「ブギウギハノン」があります。ジャズピアノの練習において左指をしっかり動かして曲を仕上げることが出来るテキストなので取り入れています。左手でコードを弾く練習だけでは5本指を一本づつ動かす機会がありません。ブギウギピアノの場合、左手はベースパターンを弾くため左指を一本づつ動かしてコード感やリズムを出します。

右手はリフという簡単な繰り返しで作られたフレーズを3つのキーに移調して弾きます。

それらは決められた音を弾くため、アドリブのように自由に動き回れませんが何度弾いても飽きないフレーズであると言えます。クラシックのテキストにツェルニーというのがありますがそれとよく似た効果があると思います。

次回はブギウギハノンを練習する時の楽譜の捉え方について説明します。

 

ハノンにジャズのリズムを加える。

ハノンを3連符のリズムにして弾きます。

ジャズの跳ねた感じは楽譜にすると3連符になります。

・8分音符2つ書いて実際は3連符2つと1つのリズムになります。

弾く時にアーティキュレーション(音の長さや強さ)に注意して下さい。

・ >はアクセント(その音を強く)

・(>)はなるべくアクセントをつけて

・ ーはテヌート(その音を長めに保つ)

電子メトロノームを♩=96にして一拍を3分割に鳴らしながら練習して下さい。

特に3連符の3つ目の音を正確に合わせます。

ハノン2番をFドリアンスケールでジャズのリズムにして練習。

ハノンジャズリズム2

このようなリズムパターンは他にも考えられます。

このアイデアは「ブラスバンドのためのジャズアンサンブル」というレッスンで扱っているテキストを参考にしました。

Fドリアンだけでなく前回説明したジャズのコードスケールすべてに置き換えて練習して下さい。

※ファの音をスタートにしてbの数を増やしていくジャズのコードスケールの事です。

一拍を3分割に鳴らし正確に弾けるようになったら、メトロノームを♩=48にして3分割でなく一拍に戻し、2と4拍目に鳴るようにして練習して下さい。更に足で一拍目を踏みながらテンポキープ出来るとノリが出てきます。

このような練習をピアノを弾く前のウォーミングアップとしてレッスンで取り入れてます。

 

 

ハノンをジャズの発想で練習する。

前回の練習はクラシック、ジャズ共通の練習方法でした。
今回はジャズの発想を付け足していきます。
①移調の練習方法
クラシックではbが一つシの音につくとファの音からシをbにして音階練習をします。2つの場合はシとミにつけ、シから練習します。

 

ハノン2番をヘ長調に移調して練習
譜例F

 

ハノン2番を変ロ長調に移調して練習

譜例Bb

大変ですがこれを12個の調に移調して練習して下さい。

この練習が出来たら次はジャズのコードスケールに応用します。

ジャズはファの音を選んだら、最初はbをシに付けて練習、次はbをラ、シとミに付けて練習などスタートの音を決めbの数を変えていきます。
Fドリアン(ラ、シ、ミ)

Fドリアン

ハノンをファの音からスタートしbを
①シ
②ラシミ
③ソラシレミ
④シにbをつけない
⑤シミ
⑥ラシレミ
⑦ソラシド(♮シと同じ)レミ
これらの音階を使って上下行練習して下さい。

これもいろんな音から同じようなことが出来ると良いですが、かなり時間を使いますので、まずはファからスタートして練習してください。

次回はこれにジャズのリズムを加えた練習に進みます。

この練習までたどり着くにも膨大な練習量、ピアノ経験が必要と思います。ある程度練習時間がとれる方でピアノ経験のある方向けの練習メニューです。